2008年11月23日

北原照久氏教育講演会

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北原照久氏教育講演会

 テレビ「開運!なんでも鑑定団」でおなじみの、ブリキのおもちゃ博物館館長北原照久氏の講演会に行った。子供の通っている学習塾の主催で、無料だった。講演会のテーマは、「夢はかなう!きっとかなう!」。
 テレビでは、紳士で、優等生で、何の苦労もなく育ったお坊ちゃんというイメージだったが、実際に話を聞くと、最初の印象とは大違いだった。話は非常にうまくて、熱っぽく語ると言う話し振りだった。





 まずは、子供の頃の話。
 氏は、4人兄弟の末っ子で、上3人が非常に出来たこと、それと比べられることへの反発から、ほとんど勉強しなかった。学校の試験では、名前だけの白紙の答案しか出さなかった。そのため、小学校の6年間は、通知表がすべてオール1だった。
 中学校になって、一橋中学という進学校に進んだが、学校の中で最低のクラスで、最初の日、先生の言った次の言葉が氏のやる気をなくさせた。「他のクラスのじゃまをしてくれるな。」氏は、ほとんど学校に行かなくなり、映画館や盛り場を遊び歩いた。そして、中学3年の時に退学処分に。
 そういう氏でも、受け入れてくれる高校があり、本郷高校という学校に進んだ。そこで、ある人と運命的な出会いをする。それは、熱血教師の沢辺先生だった。たまたま氏が出鱈目に書いた答案用紙で60点をとったのを、先生は大げさにほめてくれた。先生にほめられたいがために、氏は今度は本気で勉強するようになり、クラスで一番になった。
 氏は、一番になることが如何に大事か熱っぽく語る。会場の聴衆に向って問う。
 「皆さん、日本で一番高い山を知っていますか?」
 「富士山!」
 誰かが答える。
 「では、日本で2番目に高い山は?」
 ?????
 返事がない。
 「しらね山です。そうです、一番は誰でも知っているのに、二番は知らない。ですから、何でも一番にならなければならないのです。私は、最低のクラスでも一番になったことが、私を変えました。」
 氏は、高校の3年間見違えるように必死で勉強した。そして、最後には学校の総代をつとめるまでになった。氏を変えたのは、沢辺先生の「やれば出来る」という言葉だったのだ。





 氏は、テーマの「夢はかなう!きっとかなう!」について話す。
 自分は、それぞれの年代にそれぞれの大きな夢を持っていた。今はほとんどの夢をかなえることができた。私は誤解されているが、決して金持ちではない。その私が、夢をかなえるためには、次の二つが大事だった。
 一つは、夢を熱く人に語ることだ。100人に語れば、そのうちの1人は支援してくれる。1000人に語れば10人、10000人に語れば100人。100人の力があれば、夢はかなうと。
 もう一つ、夢が実現した時のことを具体的にイメージすることだ。自分には、まだ吉永小百合さんと会うという夢があるが、彼女と会う時、どこで会うか、どういう話をするか、具体的なイメージがある。それが大事だ。


 次に、運がつく10箇条について、話す。ぼく流ツキの10箇条は、
@プラス発想
A勉強好き
B素直
C感動
D感激
E感謝
Fついている人と付き合う
G親孝行
H褒めること
I自分はついていると思うこと
 一箇条毎に、たとえ話があったが、その中で、一つ印象に残った話がある。それは、親孝行についてだ。親孝行というのは、先祖を大事にすることで、自分の先祖を10代遡れば、1024人の先祖がいる。親を大切にすれば、1024人の先祖が見ており、こいつはいい奴だということで、自分をいい方向に導いてくれるはずだ。私は、自分の誕生日には必ず自分の母にプレゼントをすることにしている。さらに、氏の話を聞いて、感動して、永年音信不通だった親と仲直りした人の話を交える。ちょうど、私の前に座っていた夫婦は、ティッシュで目頭を押さえていた。私もじぃーんとなって、思わず泪が溢れた。


 最後に自分の出した本をいくつか紹介した。「珠玉の日本語・辞世の句」の本の紹介では、特攻隊の話が出て、またもや泪。そして、心に残る昭和の歌謡曲のCDブック「昭和アンソロジー」の紹介。昭和の名曲の歌詞の意味を改めて解説されて、じっくり歌を聴いてみたくなった。


 2時間とやや長めの講演会であったが、話が巧みで、飽きさせない、心に残る2時間であった。また、氏の年齢を感じさせないバイタリティーに感心した。





 帰りに出口で北原氏の本の即売会とサイン会があった。私は、先の「珠玉の日本語・辞世の句」という本を買い、サインしてもらった。笑顔たっぷりで、それぞれの人に握手を交わしていた氏に好感が持てた。


 


夢はかなうきっとかなう―北原流元気のでる処方せん作者: 北原 照久出版社/メーカー: 一季出版発売日: 2003/03メディア: 単行本




珠玉の日本語・辞世の句 コレクター北原が厳選した「言葉のチカラ」作者: 北原 照久出版社/メーカー: PHP研究所発売日: 2005/10/15メディア: 単行本




ぼく流ツキの10箇条―人生成功の法則は、プラス発想で明るく前向きに作者: 北原 照久出版社/メーカー: 青山書籍発売日: 2002/10メディア: 単行本




昭和アンソロジー―日本を元気にした歌作者: 北原 照久出版社/メーカー: ネコパブリッシング発売日: 2006/02メディア: 単行本
posted by 剛 at 01:59| Comment(0) | TrackBack(0) | 日記
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